Friday, December 31, 2010

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世界のことわざ ~マレーシアから~

これからも様々なことに挑戦を続けていくというイリさん。ニュートンリング前にて。

写真の言葉はマレーシアに伝わることわざで「タ ケナ マカ タ チンタ」と読み、意味は「知らないと好きにならない」だ。このことわざを教えてくれたのはイリ・ファティマ・ビンティ・アブドゥル・ラザクさん(機械1年)で、とても明るく楽しそうに取材に答えてくれた。そんなイリさんはこのことわざにまつわるエピソードとして次のようなことを話してくれた。日本に来る前はソフトボールを知らないイリさんだったが、1年生後期の体育で友達に誘われてソフトボールを体験してみたところ、たちまち好きになったそうだ。中でも打席に立ち、バットにボールを当てた瞬間が好きだという。以前はルールさえ知らなかったが、体験してみることで好きになり、今ではテレビで野球中継を見るほど興味を持っている。また、名工大に来てイリさんが興味を持ったのはソフトボールだけではない。「格好良い道着に憧れた」とのほほえましい理由で合気道部に入部し、一生懸命部活動に励んでいる。前回り受身などの経験がなく苦労した事もたくさんあったそうだが、練習を続け今では大好きになったという。「夢の中で合気道をしたこともあります」と笑顔で話してくれた。そんなイリさんは「知らないと好きにならない」を実践するかのように幼少のころから活動的で、小学校ではホッケーとテコンドー、中学ではハンドボール、高校ではバスケットボールとゴルフ、マレーシアの大学で日本語を勉強している時はシラットに挑戦してきた。
イリさんにこれから名工大でしていきたいことを尋ねると、一番に「袴を着ること」と笑顔で返事が返ってきた。まだ合気道を始めたばっかりのイリさんは袴を着る段階に達してないそうで、「早く着てみたい」と語る。また、これから勉強することで得る知識を生かして、車のエンジンを作りたいという。名工大を選んだ理由も「F1が好きで、名工大は鈴鹿が近いから」だそうだ。なんにでも挑戦的で活動家、そして挑戦した事は楽しんでいくイリさんをついつい応援したくなる。